食べ物の好み

私は実家の家族と食べ物の好みが少し違いました。
私は唐揚げとツナと辛いものが大好きなのですが、私の家族は「ツナ」と「キムチ」が
食べられません。
私がスーパーでキムチを買ってきて夕飯の時にテーブルに出すと、
父は「臭い」といって嫌な顔をしました。

私は仕方なくキムチを入れ物から取り出す時は蓋を開けましたが
キムチを取り出すとすぐに蓋をしめるようにしていました。
「そこまで嫌がる臭いかな?」とちょっとむかついていました。

母はじゃがいもが嫌いでした。私はじゃがいもの入ったカレーが好きだったのですが
我が家でじゃがいもが入ったカレーは出てきたことがありません。
ツナサラダも出てきたことがありません。

魚の種類で“あご”というのを知っていますか?
あごは煮干にして出しをとるとすごく美味しいのですが、
これも母が「生臭い」という理由でせっかくもらったものを捨ててしまいました。
育ててもらった私が言うのもなんですが、うちの家族は食べ物の好みが我がまま過ぎます!

ついに私は今年結婚して実家を出ました。
今はパート&専業主婦です。
結婚してからは毎日好きな物を作っています。
旦那はツナが大好きで辛いものも大丈夫です。

これまで家では食べられなかったツナサラダを週に2回は食べています。
それから夕飯に刺身・ビーフシチュー・唐揚げ・イカの辛子炒めなどなど
今まで家では食べたくても食べられないものをたくさん作っています。

最初のうちは楽しかったんです。。自分でなんでも作れて。
今まではスーパーで買ってくるだけだったバンバンジーのタレも自分で作るようになったり
オーブンで鳥の丸焼きを作ったりしました。

でも次第に実家の味が恋しくなりました。
私が作る料理も美味しいと思います。でも母や祖母や父の作ってくれた料理は
私には同じものが出来ません。
私は東京育ちだったので、大学時代故郷に帰る友人の気持ちが分からないところがありました。

でも今は分かります。どんなに高いお金を出して外で食べたとしても実家の料理に勝るものはありません。
だって作る人への愛情の大きさが全然違うのですから。

私は家を出てはじめて実家の料理が恋しくなりました。
そして私の料理はまだまだだなぁとつくづく感じます。