文楽・研修生応募者ゼロの事態(大阪)

皆さんは“文楽”をご存知ですか?
私は小学校の時これが大好きで、この授業の時間がとても楽しみでした。
“文楽”とは日本の伝統芸能の1つです。
「人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり」で有名ですよね。

最近の中学生は「古典」の授業があるのでしょうか?
わたしが中学生だったころは「古典」という授業がありました。
そこで枕草子とか・・・そのほかは思い出せませんでしたが(笑)
昔昔の文学を学んだものです。

光源氏という昔昔の人が何を考えて生きていたのか、どんな恋をしていたのか、
私は胸を躍らせながら文章を読み進めていました。
私ほど古典が好きな学生もちょっとめずらしかったかもしれませんが
古典文学を学ぶこと=歴史を学ぶことと少しだけ似ているところがあって、
趣があるすばらしい学習作業だと思います。

今日のニュースではそれを担う人を見つけよう・育てようと大阪府が
研修生を募ったところ応募者がゼロという事態になったということです。
原因は経費削減だったといいますが、何が問題だったのでしょうか。

察するに、この不況で生き残るためには「伝統芸能」を残すとか
「そんなの言ってられない!」と思う人が多かったからでしょうか。
私の勝ってな意見かもしれませんが、人生はお金だけではないと思います。

お金だけ・地位だけではない。そのことは歳をとるごとに身にしみて感じることでもあります。
友人がいることや、自分のやりたい仕事をしていること、
それが全部だめでも「世の中に役立っていること」をしていることでも
きっと自分の価値を見出すことが出来るでしょう。

お金はたくさん儲からないかもしれません。しかし伝統芸能を引き継ぐという
名誉あるこの仕事はもしかしたら、それが今後宝となる仕事なのかもしれません。

人形浄瑠璃って地味でめんどうくさい作業なのかもしれません。
小さい箱で体を何時間も動かしたり、演じなければいけません。
でもでも、担い手がいないなんて寂しすぎます。

こういう伝統芸能ってある程度国からの補助がないとやっていけない部分ってありますよね。
民主党のやった“しわけ”の作業は大正解だったと思います。
しかし、削ってしまった部分に必要だったものがあるのかもしれませんね。